Apple審査の4.3リジェクトを一時的に回避したお話

iOSアプリの審査で、4.3リジェクトっていうのがかなり猛威を振るっているようです

ご存知ない方のために説明すると、ようは

「同じようなアプリで中身だけ違うものはダメ」

ってことです。

増やす場合は、アプリは一個にして、その中で増やせってことです。

アプリを統合して、アプリ内課金で機能解放するように作れってことでしょうね。

つまり、

同じシステムを使っている、シリーズものは全てダメ

ってこと

個人開発者には厳しい

アプリを開発すること自体かなり時間がかかります。

アプリを使いまわして収益を上げてきた個人開発者には大ダメージです。

すでに占いアプリを作っている会社や、脱出ゲームをリリースしている多くの会社はiOSからの撤退を表明しています。

ネットで検索すると、アカウントごと削除されている人もいらっしゃいました。

Apple審査またしてもリジェクト。。4.3リジェクトの脅威！

これ、スパム的なアプリを減らすという意味ではいいのかもしれないですが、

例えば、資格を勉強する人でも、宅建士と簿記を勉強したい人は層が違うと思うんですよね

でも、そんな文句を言ってもアップルの言う通りに作らないとリリースできません。

そんな「噂」を聞いてはいましたが、うちのアプリは運よく（？）今まで引っかからなかったのです

現行のアプリにバグが見つかる

現行、「似たようなアプリ」を30個ほとアプリをリリースしているのですが、ある特定の条件で落ちることがわかったのです

20個ほど再申請しようとした時、リジェクトメッセージの嵐が！

メッセージを見てみると、、、

ついにうちにも来たか、と思いました。

アップルに嘆願してみる

とりあえずコンテナアプリを作れと言われましたが、これ、かなり時間がかかるんですよね

バグだけとりあえず直したかったため、バグだけ直せませんか？と嘆願をすることにしました。

2日後にアップルからメッセージが返ってきました。

全く同じ内容じゃないですか（笑）

見てないのかな？と思い、自分も同じ内容で返信しました

アメリカから電話が来る

すると、2日後に朝早くにアメリカから電話が、、

たどたどしい日本語の方でした。日本人じゃないんですね

バグの修正が必要との旨を伝えたところ、

新しいアプリの申請はNG

しかし、半年は現行リリース分のみバグ改修は可能との承諾をいただきました。

また、アップル側から勝手にアプリを落としたりすることはないとのこと

コンテナアプリは作成中で、来年には作成予定と伝えました。

その後、予定通りアプリはリリースすることができました。

まとめ

根本的な解決にはなっていませんが、一時的な回避はできたのかなと思ってます。

アップルには楯突かないで、素直に従う姿勢を見せるってことが大事そうですね

とりあえずコンテナアプリを作成しなければ、、、