Stripeで決済ができない場合の対処と方法【SSL化とTLS1.2】
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Stripeとは
Stripeはオンライン決済サービスの一つで今人気急上昇しています。
paypalと並ぶほどの利用者の多さで、最近ではJCBとも連携ができるようになりさらに便利になりました。
手数料は決済時に約3%かかるのみで、月額費用もかかりません。
また導入方法も簡単で、スマホアプリもあり、管理画面も見やすく大変便利です。
今回はその導入において、ハマったことがありましたので書いて行こうと思います。
StripeはTLS1.0が非推奨になりました
StripeではTLS1.0が非推奨になり、TLS1.2未満だとテスト、本番ともに決済が反映されません。
処理に問題がない場合この可能性が高いです。
VPSなどのサーバーの初期設定では、何も指定していない場合にはTLS1.0を使用するようになっているものもあります。
その場合にはTLS1.2で通信させるようにする必要があります。
TLS1.2で通信させる方法
cURLとOpenSSLパッケージをアップグレードをする
TLS 1.2がデフォルトで使用されるように、cURLとOpenSSLパッケージをアップグレードします。
カールのバージョンについてはTLS1.2対応のバージョンにしました。
【curl-7.56.1.tar.bz2】
適宜最新のものを使用してください。
バージョンの確認をします。
1 |
curl --version |
表示されたバージョンがTLS1.2に対応しているかどうか調べてください。
対応していなければ、次に進めて行くようにバージョンアップして、そうでなければ他の原因を探しましょう。
cURLのダウンロードと解凍をします。
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wget http://curl.haxx.se/download/curl-7.56.1.tar.bz2 tar xf curl-7.56.1.tar.bz2 |
インストールをします
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cd curl-7.56.1 ./configure --enable-libcurl-option make sudo make install |
再度、正しくバージョンアップされているかどうか確認します
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curl --version |
バージョンが正しくアップデートされていれば、
Stripeの管理画面で決済がされているかを確認しましょう
Stripeは今後も随時アップデートされて行くと思いますので、便利で必須なサービスになるでしょう。
ぜひ導入してみて下さい
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