Linuxのプロンプトの色をユーザーによって切り分ける
プロンプトを使用していると、今なんの権限のユーザーでログインしているかわからなくなることがありませんでしょうか?
一般ユーザーとrootの区別や、検証環境なのか本番環境なのかを間違えたら大変なことになることもあります。
直感的にしっかり認識して、オペレーションミスしないために色を変えておきましょう
bashとは
bashとは、シェルの種類の一つです。
bashのプロンプトについての情報は、PS1というシェル変数に格納されています。
シェル関数$PS1を確認する
以下のコマンドで確認できます
1 |
$ echo $PS1 |
1 |
[\u@\h \W]\$ |
このような出力がされると思います。
これはPS1に格納されている色の情報を示しています。
色の種類など様々な設定ができます、以下のサイトが参考になります。
https://misc.flogisoft.com/bash/tip_colors_and_formatting
実際に色を変更してみる
さて、実際に編集してみましょう
1 |
vi ~/.bashrc |
で編集します。
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# .bashrc # Source global definitions if [ -f /etc/bashrc ]; then . /etc/bashrc fi |
のような記載があるので、以下のように編集します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 |
# .bashrc # Source global definitions if [ -f /etc/bashrc ]; then . /etc/bashrc fi # User specific aliases and functions #####ここに追記します##### PS1='\n\[\e[1;33m\]\w\n\[\e[1;36m\]\u@\h\$\[\e[m\] ' ####################### |
一度ログアウトし、再度プロンプトにログインすると、色付きの設定が反映されています。
まとめ
いかがしたでしょうか?
小さいことですが、
太字にしたり色を分けたりすることで、環境を認識しミスすることを減らしましょう。
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