【初心者向け】cron(クーロン)を使って、自動でプログラムを設定する
cron(クーロン)とは
cron(クーロン)とは指示した時間に自動でプログラムを動かしてくれるプログラムです。
バックアップを取ったり、集計したり、ファイルを定期的に削除したりする時に便利です。
毎月、毎週、毎日など回数や時間など細かく指定できます。
起動する
cronを使用するためには、crondが起動していることが必要です。crondが起動しているか以下のコマンドで状態を確認します。
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/etc/rc.d/init.d/crond status |
もしcrondが起動していない場合には、crondを以下のコマンドで起動します。
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/etc/rc.d/init.d/crond start |
自動起動の設定
クーロンが自動起動するように設定していなければ、自動起動するように設定しておきましょう
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chkconfig crond on |
・CentOS7の場合
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systemctl enable crond.service |
登録方法
cronを登録するには以下のコマンドを実行します。
場所はどこでも大丈夫ですが、実行権限は確認しておきましょう。
rootでcronを設定しておきながら、別の権限で確認しても表示されません。
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crontab -e |
cronの全消去
以下のコマンドで全削除されます。
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crontab -r |
eとrが近いのにも関わらず確認もされずに全削除されるのでよく注意が必要です。
バックアップやgitに残しておくのも手です。
コマンドの書き方
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* * * * * /home/hoge/hoge.sh |
の順になっています。
曜日は、0(日曜) 〜 6(土曜)となっています
細かい時間の設定の仕方
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10 * * * * |
1 |
*/10 * * * * |
1 |
0-10 * * * * |
1 |
0,10 * * * * |
まとめ
人間が手動で行うと忘れたりします。
cronは非常に便利なので覚えておきたい技術です。
エンジニアとしては必須と言っていいかもしれません。
調べなくても書けるようになっておきたいですね
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